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エコキュート

エコキュート
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エコキュートとはヒートポンプ式給湯器です。大気中から熱を吸収して、その熱を利用しお湯を沸かすシステム。燃焼しないので、排気がなくクリーン、しかも高いエネルギー効率を得られます。
そしてエコキュートの魅力は、「環境にやさしい!」ということです。
二酸化炭素(CO2)の大量排出などによる地球温暖化現象は年々深刻化しているなか エコキュートは、高温給湯の時でも火を使うことがないので、従来の燃焼式給湯器と比較して、約50%のCO2しか排出しません。
さらに、フロン系冷媒ではなく自然冷媒であるCO2を使うため、オゾン層破壊係数もゼロという優れものなのです。
電気温水器は、ヒーターで水を沸かしますが、「エコキュート」は上記のように、自然冷媒であるCO2を使ったヒートポンプシステムによって、大気中の熱を汲み上げ、給湯に必要な熱エネルギーとして利用します。そのためエネルギー効率に優れ、省エネ性や環境保全性の高い給湯機といえるのです。形態としては、ヒートポンプユニットと貯湯ユニット(タンク)のふたつからなります。

エコキュートのメリット
エコキュート

エコキュートのメリットは、使用する電気エネルギーに対して約3倍以上の熱エネルギーが得られるというエネルギー効率の高さと、安価な夜間電力を用いることにより都市ガス給湯器の約1/6に抑えられる給湯コストの低さ。 そしてデメリットは、ガス給湯に比べ給湯設備が大がかりになるため、広い設置場所を確保する必要があります。補助金制度を活用できるものの、初期投資がかかってしまう点もデメリット。

デメリットで上げられた、設置場所の確保については、設置場所に伴いタンクの形を選ぶことで設置可能になることも。タイプやタンクの容量によりラインナップは違いますが、主に3つのタンクのタイプがあります。

  1. 標準タイプ(角型)

    一般的なタンクの形で、各タイプ・容量のものがあります。戸建住宅向き

  2. 薄型タイプ

    標準タイプよりも奥行きが薄く、その分横幅や高さがあったり、2缶式になっているタイプです。建物と敷地の幅が狭いスペースにも設置できます。

  3. スリムタイプ

    標準タイプと薄型タイプの中間といった感じです。標準よりも奥行きが薄く、その分高さがあります。上へ高くすることで設置スペースを小さくするタイプです。

エコキュートのタイプは、大きく分けて3つ

2007年度調べでは、平均約250万(3.59Kw)とされています。
ご自宅の屋根材の種類や形状、面積、設置kW数によって様々ですので金額も大きく左右されます。

  1. フルオートタイプ

    お湯はりから保温・足し湯まで自動運転できる上級タイプ。バスタブでの追い焚きも可能

  2. セミオートタイプ

    お湯はりのみ自動の標準タイプ。入浴中に湯温・湯量調節が可能

  3. お湯はりのみ自動の標準タイプ。入浴中に湯温・湯量調節が可能

    蛇口からお湯を落とし込む一番シンプルなタイプ

またタンクの容量はご家族の人数に応じて適したものを選びます。
一般的に、2~3人で240ml、3~5人で300~370ml、5~6人で460mlとなります。

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